2019/06/28
- 体がだるい
- 何もする気が起きない
- 眠い
- 寝たはずなのに、すぐ疲れる
など感じていませんか?
今日は疲れについて説明します。
疲れにもいくつかの種類があります。
- 肉体的疲労(運動によるもの)
- 精神的疲労(ストレス)
- 自律神経疲労(環境の変化)
- 病的疲労(感染症や癌など)
1
肉体的疲労の場合は疲労している場所が筋肉の場合が多く
主に、運動のしすぎや体を動かしすぎた後に起こりやすいです。
対処方は?
休める事が重要ですので筋肉を温めるようにお風呂に長く浸かり、おいしい栄養のある物を取って休むと良いでしょう。
使いすぎた筋肉の緊張を取る為にマッサージなども有効です。
2
ストレスから来る精神的疲労は主に、人間関係や仕事や対人関係、気の使いすぎなどからくる不安やストレスの疲労が多いといわれています。
この場合は体力は使わなくても精神的に疲れているため疲労感がより強い傾向にあります。
特徴は、
- 夢をよく見る
- 睡眠の質が良くない
- 何回か夜中目が覚める
- 昼間に眠くなりやすい
などがあげられます。
対処方としては、運動です。特に朝の散歩は良いでしょう。
運動すると一見余計に疲れると思われがちですが、実は運動すると疲れを回復するホルモン、成長ホルモンが分泌されます。
疲れやすい方は成長ホルモンの不足も考えられます。
また、成長ホルモンはストレスに作用してストレスを軽減してくれる作用や修復機能もあるので、お肌などにも良いといわれています。
まとめると、2の症状、精神疲労には運動と睡眠です。
3
自律神経の疲労は環境の変化(季節の変わり目)や年齢的な体質変化(年齢によるホルモンバランス)職場や仕事などによるメンタルの変化などが原因でバランス機能が一時的におかしくなるといった症状です。
季節、環境、ホルモンとどれも変えることが難しい症状ですので、変える所から少しずつ対応すると良いでしょう。
その1
先ずは、早寝早起きの習慣。
早寝早起きで体内時計を先ずはリセットします。
その2
朝日を15分毎日浴びる
セロトニンが増えて夜の眠りの質が上がります。
詳しくは睡眠の秘密から
この2つの習慣を先ずは始めると良いでしょう。
4
病的疲労
- 体重減少がある
- 臓器などに不調がある(胃痛、腹痛、背部痛、下痢、食欲不振)
医療機関にて相談して下さい。
異常なしなどの場合は当院などにご相談下さい。
最後に疲れに効くツボをご紹介します。
足三里(あしさんり)
昔の人はよくここにお灸をし、松尾芭蕉もここにお灸をして全国を旅していたといわれています。
また近年では海外で足三里にお灸をすると、発展途上国では結核にかかる患者さんが減ったというデーターもあります。
いずれにせよ、免疫力も上がりやすくなったんだろうと考えられます(^_^)/
もう1つが、天柱です
偏頭痛など頭痛のお持ちの方はよく痛くなる場所でもあり、主に目の疲れなどの治療にもよく使われます。
心地よい力で刺激すると良い効果が得られます(^_^)/