2019/04/11
今回は膝のスポーツのケガについてです。
1.スポーツ、怪我(けが)、事故などを原因とするもの
サッカー、ラクビーなど相手との接触が多い競技、バレーボールやバスケットボールなどのジャンプ系競技、マラソンなどの陸上競技、ジョギング・ランニングといった運動など、スポーツの多くは下半身を酷使します。
走る、跳ぶ、ダッシュ、急停止、方向転換など、スポーツ中の動作には膝に大きな負担をかけるものが多いため、スポーツ時のケガで最も多く発生し、重大なケガになりやすいのが「ひざのケガ」です。
膝の痛みのうち、スポーツ障害として知られるものを紹介します。
膝のスポーツ障害は大きく2種類あります。
①アクシデントや事故による「突発的なケガ」
②休息をとらずに運動・練習を続けてる「膝の使いすぎ」
①の突発的な怪我=「スポーツ外傷」
一度に強い衝撃や負荷が加わることで起こる障害です。大きな傷みが突然に生じるケースが多いです。
半月板損傷(はんげつばんそんしょう)
膝関節でクッションである軟骨組織「半月板」が、大きな動きによって欠けたり断裂したりするものです。
膝が無理にひねられたり伸ばされたときに起こります。
【主な症状・特徴】
- 膝が引っかかったような痛みを感じる
- 膝の曲げ伸ばしができない(ロッキング状態)
- 膝に力が入らない
- 膝関節部がはれて膨らんでいる
靭帯損傷(じんたいそんしょう)
靭帯の一部が傷つき、裂けたり破けてしまう障害。
明らかな損傷が見られない軽度なものが「捻挫(ねんざ)」で、重度のものには靭帯が完全に切れてしまう「靭帯断裂」などがある
【主な症状・特徴】
- 膝を強く打ったり激しく動かした時に膝に激しい痛みがあった。
- 断裂時は「ゴリッ」「ポキッ」「ブチッ」といった音がすることも
- 膝のぐらつき・不安定感
- 歩行時に突然膝がガクンと落ち込む
上記の症状は先ずは医療機関にて受診をおすすめ致します。
日頃から体のメンテナンスをし血流を良くし、体の柔軟性を高めケガのしにくい体づくりを心がけましょう(^o^)