2019/05/21
- 下腹部の痛み
- 腰の重だるさ
など、女性が生理の時に抱えるお悩みですが、中でも
- 吐き気や食欲不振
- 下痢
- 頭痛
- 眠気
- 冷え症
- 肩こり
- 便秘症
を伴うと日常生活の中でも様々な支障が出てきはじめ、
- 仕事に集中できない
- せっかくの休みも楽しめない
などの、影響が出てきます。そういった症状を放っておくと、ストレスが重なり、不妊症の原因になりうるので、我慢せずに、早期治療をするようにしましょう。
なぜ、生理前になると『チョコレート中毒』になるのか。
生理痛の原因はプロスタグランジンによる子宮の収縮です。
これがお腹を締め付けるように痛みを出します。また眠気や免疫にも影響を出します。
排卵後、女性ホルモンの一つ、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が盛んになります。
そして、受精卵が着床しないで、生理が起こると黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が急激に減ります。
この急激な減少が、自律神経のバランスを崩し、イライラや頭痛、胃痛の体の不調を引き起こします。
この大切な黄体ホルモン(プロゲステロン)は乳腺を発達させたり、体温を上げて体の水分を出してくれる働きがあるので、もちろんそれが減ると、乳房が張ったり、水分が出し切れなくなり、むくみが発生するシステムです。
では、なぜ、チョコレートが関係するのかといいますと、チョコレートにはたくさんのマグネシウムが含まれており、そのマグネシウムが原料となり、黄体ホルモン(プロゲステロン)が作られているからです。
つまり、チョコレートを食べたらイライラや痛みがちょっと落ち着くのはそこなのです。
しかし!チョコレートにはたくさんのマグネシウムとたくさんの糖分が入っています!
もちろん取り過ぎたら太りますし糖尿病のリスクがありますので、他の食べ物でマグネシウムを取るのがベストです。
わかめ、ひじき、昆布、ナッツ などがおすすめです。
また、糖分を取り過ぎると、小腸内の腸内細菌が餌となる糖分を食べてしまいますので大量のガスが発生しお腹が張る症状に注意が必要です。
では、どう対処したら良いかというと、先ずは、ホルモンバランスの乱れで自律神経まで乱れていますので、軽い運動です。
しかし、痛みがきつい場合は正直それどころではありません。
先ずは痛みに対してマグネシウムを取ってもちゃんと胃腸が働いてくれなければ栄養も無駄になってしまいます。
ですので、まずはお腹の温度を上げる。
内臓温度の上昇
お腹のツボなどにお灸。
またはドライヤーでもかまいません。
内臓温度を上げることにより胃腸の調子が整い代謝能力や消化にも良いでしょう。
また、鍼灸などで自律神経を整えるのもおすすめです。