2019/05/24
その1 五十肩とは。
正式名称は『肩関節周囲炎』といいます。
40代~50代に多いといわれ、ハッキリとした原因は未だ分かってはいません。
筋肉の緊張が進み、拘縮状態となり、関節の動きが悪くなり『肩が固まる』『炎症が起こってズキズキ痛む』などの状態があります。
筋肉も外の筋肉の拘縮よりかは、中の筋肉(インナーマッスル)の拘縮で起こる事が多く、なかなか痛みも長引く慢性の症状になる場合がほとんどです。
その2 発症期間
主に3段階あるといわれています。
炎症期
- じっとしていても痛い
- 夜に痛みで目が覚める
- 肩は固まっていないが、痛みで上げれない
拘縮期
- ズキズキはしなくなったが肩が固まった感じがある
- 腕が上がらない
- 肩を上げるときが痛い
回復期
- どうかした角度で痛い
- 普通は180度まで肩が上がるがそこまではない
その3 対処方
炎症期ではあまり無理な動きは禁物です。
炎症がかえってひどくなり夜の眠りに差し支えたりと日常生活での不備が出てきます。
無理に動かさないで安静にしましょう。
あまりにひどい時は医療機関にて相談し炎症止めや痛み止めなども良いでしょう。
拘縮期&回復期では少しずつ動かしていき、関節が固まらないようにするのが大切になります。
肩のインナーマッスルを使う窓拭き運動や、肘を体幹につけ手首~肘を使い、うちわで仰ぐような運動も効果的です。
食べ物も低カロリー高タンパク質な物も良いでしょう。
その4 肩のつぼ
肩のつぼを指圧し筋肉の緊張を緩め、血流を良くして回復を早めるのも良いでしょう。
- 肩井 首を下に向けた時に1番背骨が出るところ(第七頸椎)から肩峰(肩の先端)を結んだ真ん中のところ。押して心地よい場所が目印です
- 天宗 肩甲骨の真ん中。押して少し痛みがある場所です。
- 手三里 肘を曲げた時にしわが出来ます。そこから手首に向けて指三本下です。
- 中府 鎖骨の外側の下。鎖骨を外側に辿ると骨に行き渡ります。そこのくぼみで押したら心地よい場所です。
毎日お風呂上がりなどでほぐすのも良いでしょう。
また、セルフケアでツボに張るシールの鍼も当院ではご用意しています。
- 通いたいけど時間がない
- そこまでひどくはない
- 予防したい
など。
お客様の声
50代 女性 宮崎市内 Kさん
肩が上がりにくい症状が3ヶ月前からあり、次第に痛みが強くなり始めて洗濯物干す際に大変でした。
治療していく中で自然と上がるようになり今ではほとんど生活に支障はなくなりました。
50代 男性 宮崎市内 Uさん
夜中の痛みに悩まされていました。
今では寝返りしても痛みは気にならない為助かります。
正直ここまでは期待してなかったのですが、早めに通っていればと思います。