2019/09/30
脳疲労とは
□ 感情のコントロールがうまく出来ずにすぐイライラしてしまう。
□ 楽しく感じる事が楽しく感じない
□ 疲れて無気力になる
□ 人の会話が入ってこない
□ 気分がなんとなく優れない
□ なんとなく疲れる
など当てはまる方、疲れかな?と思う方多いと思いますが、疲れは疲れでも頭が疲れている脳疲労の可能性も考えられます。
疲れについて
体と脳の休ませ方はそれぞれ違います。
脳を休ませれば疲労する事が減っていくというデーターも最近では出てきています。
脳が疲れてしまう原因とは?
脳は同じ事を繰り返すと、脳の回路が煮詰まってきて疲労を感じやすくなります。
つまり、脳の休め方は体と同じようにしてはだめなのです。
脳の回路が煮詰まらないように、切り替えて、気分転換して、リフレッシュさせます。
加えて、脳疲労の1番の大敵はストレスなのでストレスを貯めないことが重要です
脳を疲労させずに上手く使うには脳が上手く動かなくなる原因を除去して挙げればいいのです。
それはデトックスに似ていて、余計な物を取り除いて、大事な物だけを残すという、いわば引き算の考え方です。
NGな脳の休ませ方特集5選
① スマホを見て過ごす。
休憩中のスマホは全く休憩になっていません。
むしろ情報が入りすぎて疲労し、ブルーライトの影響で眼精疲労+ストレス増となりますので休憩スマホは避けましょう。
② 疲れているので、1日中部屋にこもって寝て過ごす。
さて、この方法で休日ゆっくり休めて明日から学校や仕事頑張るぞー!となった経験はありますでしょうか?
肉体疲労(前日フルマラソンや引っ越しの手伝いをして疲れた)ならまだしも、脳疲労である精神的疲労では効果は発揮できません。
出かけたりリフレッシュすることで脳は元気になりますのでなるべく外出をオススメしています。
③ 友達に愚痴をいう
友達に愚痴を言ってストレス解消になる。と思って愚痴を言ってもそのときの『共感』がほしいという感情で実際には脳は癒やされません。
むしろ、脳が疲れているときに『ネガティブ』な事をいうと、調子の悪い状態に脳が引っ張られて行く結果に繋がりますので避けましょう。
④ 好きな音楽を聴き、好きな漫画を読む。
落ち込んだときは、いつもSMAPの曲を聴く。
これは一つの例ですが、自分の好きな事だけを繰り返す事は、実は脳の癒やしにはなりません。
新しい刺激が入らないと脳は元気にならないのです。
いつも行く喫茶店に行くよりも新しく出来た喫茶店に行くとドキドキわくわくし、そこが気に入る気に入らない関係なしに満足感や脳の癒やしに繋がります。
⑤ 買い物や、大食いをして発散させる。
疲れていると、衝動買いをしたり、食べ放題などで発散させようとしますが、瞬間的な発散は出来そうですが後で後悔したりかえって疲れたりと、脳自体のリフレッシュには繋がりません。
OKな脳の休ませ方5選
① ぼんやり散歩をする
散歩したり、走ったりする時間を持つことで、脳のデフォルト・モード・ネットワーク(何もしないボーッとできる無目的な散歩などに働く)が活性化します。
すると脳の中の感情や情報が整理されるため、疲れが取れます。
② とにかく睡眠を取る
最新の研究では、脳は睡眠中に日中に脳細胞に溜まった有害タンパク質を除去してくれることが分かりました。
睡眠は脳の夜間清掃スタッフのようなもの。ですから睡眠不足だと脳の中が汚れてしまい十分に働かなくなります。
③ 気持ちを切り替える行動を取る
脳はいったん現場を離れ、切り替えることで休ませる事が出来ます。
たとえばデスクワークで座りっぱなしの人は席を立ってコーヒーを入れに行く、あるいは着替えるだけでも新鮮な気持ちになり、脳の活動を切り替えることができます。なにより疲れを貯めすぎないという面でも良いとされます。
④ 自分に感動を処方する
感動ほど脳の疲れを取ってくれる物はありません。感動することで脳はリフレッシュするからです。
本を読んだり、映画をみたり旅行に行ったりして、心動かされる体験を積極的にすることをオススメします。
⑤ 新しいモノや人との出会いを求め
神経伝達物質であるドーパミンは、新しいモノや人との出会いによって刺激を受け分泌されます。
ドーパミンが分泌されると脳内で喜びや快感が生み出されます。
そうすると、脳の疲れは吹き飛び元気になります。